Tiran-5
さて。
1月末日締め切りの砂漠王決定戦へのエントリーを考え、入手したレジン
キットですが、洗浄し、切り出しています。

105ミリ砲がひん曲がっていて使えなさそうですが、これはタミヤの
レオパルトから持ってくるとして、切り出しはかなり大変なんです。
部品を折ったり欠けさせたりしながらやっていますと気分が滅入るので、
ここは少し先送りとします。

ええ。
先送りですよ。
諦めた訳じゃありませんから。念の為。

…ちなみに、私はズルイおとなです。

IS-3M（トランペッター1/35）
ここで、代わりに登場するのがこれです。
いきなりタミヤのT-55あたりを持ち出して素組みで行くと、何となく
卑怯者呼ばわりされそうで…。

う～む。
IS-3自体、第二次大戦で戦闘には加わっていない筈だ。
ましてや、その改良型のIS-3Mなんだから、右端のドイツ37ミリ砲らしき
ものが、異様に気になるんだが…。
まあ、作る分には、関係ないか。

部品を見ると一見シャープに思えますが、組んでいくと色々出てきます。
砲塔では
　
前後に無様な接合線というか、はっきり言って、立派な隙間ができます。
前のほうは鋳造の線だ、とか言って誤魔化す手もありますが、後ろには
その言い訳は通りません。
やむなくパテ埋め。

車体も、いくつものパーツを貼り合わせていく訳ですが、そこここに
隙間が出来るのがスタンダードのようです。
これには黒瞬着を裏うちしていきます。
この時期、室内が暖房のため乾燥しますので、黒瞬着はなかなか固まって
くれません。
そこで水を張った大きな入れものを用意し、裏打ちしては水にぶち込み、
隙間を一つずつ潰していきます。

♪見～事轟沈した敵艦を～
　母へ写真で送りた～い

他にもこまごまと

ドライブスプロケットホイールは、内側外側の貼り合わせですが、
そのままでは絶対貼り合せられません。
私は、ナショナル充電式ドリルドライバーにぶっ太いチタンドリル刃を
付け、手で持ったホイール内側の部品の穴を広げていきました。
これは危険です！手元が狂うと、確実に大怪我です。
良い子のみんなは、絶対真似をしてはいけません！
それから、車体に取り付けるドライブシャフトの出っ張りみたいな部品は
左右で出っ張り具合が違ってしまいます。
これも部品のほうを木工用鉄ヤスリで盛大に削りました。

あとは、パテが乾燥するまで数日は放置ですね。

次は、やっぱりタミヤで行こうかな。

このキットが発売されたとき一度作って、あまり良い印象ではなかった
ように記憶していますが、何がその当時の私の気に入らなかったのかは
忘れてしまいました。
もう一回作ってみようっと。