（その1・「こんごう」「いかづち」「すずなみ」一般公開からつづく）

午前中の一般公開の時間帯には雨が降っており、時折風も強く吹き、午後の体験航海が予定通り行なわれるか、大変心配しておりました。
事実、悪天候のため、残念ながら予定されていたヘリの飛行展示は中止となりました。
しかし、その他の体験航海の内容は予定通りに行なって頂きました。
ただただ感謝感激です。

舫い綱を解いて、出港用意

艦橋では出港合図のラッパ

「こんごう」の舷側から離れて、いよいよ出港

お世話になった曳船

出港後の前甲板光景

その後、海上保安庁の巡視船と行き会いました。
砲熕展示

この後、CIWSも砲熕展示がありました。
発光信号を送りながら追い抜いていく「すずなみ」
「いかづち」も発光信号で応答

はるか前方に余市防備隊のミサイル艇「くまたか」

「いかづち」の舷側を高速で航行する「くまたか」

楽しかった体験航海も終了間近

ひとあし先に帰港した「すずなみ」

「こんごう」に迎えられ、帰港


生憎の天候ではありましたが、大変有意義で楽しい一般公開・体験航海を堪能させて頂きました。
ご尽力下さった隊員諸氏御一同、また関係諸隊・諸機関の皆様に心より御礼申し上げます。


<<補足>>
最初艦艇広報が予定されていた埠頭は勝納埠頭でしたが、これは中央埠頭に変更になってしまいました。
このため「体験航海乗艦整理券」を持たない人が一般公開を観ることができなくなってしまったようです。
ワタクシも、以前小樽港での艦艇広報の折見学さえ出来なくなって、涙をのんだ記憶があります。
最近、ワタクシは詳しい友人からその理由を聞いて初めてわかりましたが、札幌地本等のHPではスペースの関係か、理由については記載が見当たりません。

「ソーラス条約」という国際的な約束があって、小樽港中央埠頭はかなりの部分で、この条約によって一般人の立ち入りが制限されているようです。
（下の写真は隣の港町埠頭で、ワタクシのカメラテストとして撮った写真ですが。）

「ソーラス条約」＝海上における人命の安全のための国際条約
The International Convention for the Safety of Life at Sea