来年のHMEの、我々M.M.D.のサークル内テーマはズバリ「日本」です。
どんなジャンルでもこのテーマに合うものは作れそうですが、テーマがあまりに広いので、ちょっと考えてしまいました。

何か日本を強く感じさせるものは…。

考えた挙句、在庫の山から引っ張り出してきたものが、これです。

ちょっと前に何となく買っておいた、ウッディジョー（Woody Joe）の「雪の合掌造り」。

木や紙や麻縄で作るキットですが、木をカットする線はほとんどレーザーで切られており、あとは僅かに繋がっている部分を切って、貼り合わせたりしながら組んでいきます。
しかも、ワタクシは初めて木製キットを作りましたが、寸分の狂いもなく組みあがっていくのに驚きました。

白川郷の合掌造りの模型ということですが、ケチをつけるつもりはありませんが、白川郷と言えば豪雪地帯。
僅かに雪がある、というのはどうもシックリきませんでした。
突然思いついて、鉄道模型用の樹木やカラーパウダーなどで春の風景に仕立ててみました。

そして、いきなり完成品登場。ｗ

職場で暇な時に組んだりしていましたので、組んでいる途中は写真に撮っていませんでした。
茅葺き屋根は麻縄で表現することになっていますが、ちょっと面倒な上、イマイチの感が否めません。
もう少しバラバラな感じが出せればいいのですが、完成見本の写真のようには行きませんでした。
まあ、ワタクシの技術の問題ですなあ。

ところで、人や動物の配置がわかりにくいと思いますので、配置の説明をつけます。


思いつきでやったことなので、配置がかなり窮屈です。
こういうジオラマは予めしっかり配置を考えないとこうなっちゃいます、というような出来上がりです。（苦笑
また、このキットの縮尺は書いてはありませんが、1/120くらいでしょうか？
人やクルマはNゲージ用を使いましたので、若干小さめになっています。

それから、このキットは建物の中にあかりが灯ります。
但し、玄関の上の庇と、屋根の出窓の庇は無塗装だと光が透けてしまいますので、内側を黒く塗り、外は茶色を塗って透けを防ぎました。

ちょっと暗くすると、なかなかいい雰囲気です。

さて、自分はこういう建造物の模型をあまり作ったことがなかったのですが、こういうジャンルもなかなか楽しいことに気づきました。
今現在、フジミの銀閣寺、童友社の姫路城も仕掛り中です。
ちゃんと完成させられるかな？