JR北海道の発表によると留萌本線の留萌増毛間は、平成28年度中に廃止されることになっています。
そこで、私は午前中の仕事が終わってからクルマで留萌駅に向かい、留萌本線の留萌増毛間を列車で往復してきました。
来年でもいいような気もしますが、この区間は土砂崩れなどで運休になることも多いので、この先どうなるか今ひとつわからないと思い、早めに行ってみることにしました。

深川からの普通列車が留萌駅に到着しました。
これに乗り込み出発です。

留萌増毛間は、私が見た限り待避線もなく、完全な単線区間で列車の行き違いはできません。

30分ほどで終着・増毛駅に到着します。

増毛駅は無人駅で駅員さんはおらず、駅は待合所兼海産物のお土産物屋さんになっています。

今乗ってきた列車で帰る訳ですが、帰るまで1時間弱の時間がありましたので、増毛の街を散策してきました。

古い、趣のある建物がそこかしこに建っています。

増毛の造り酒屋、國稀酒造に寄り、酒饅頭をおみやげに買いました。

今を去る50年、いや60年近く前、私の父は酒の卸会社の営業をやっていたのですが、國稀はなかなか小売店に置いても貰えず俺は大層往生したよ、と以前ぼやいておりました。
今は地方の小さな酒蔵のお酒が珍重される時代となり、御多分に洩れず國稀も大人気のようで、平日の午後にもかかわらずお客さんが結構入っていました。
酒を一切飲めない私には、よくわからないんですけど。（笑
ところで買ってきた酒饅頭は、帰宅して早速家内と食べてみましたが、しっとりした食感で、上品な甘さと酒の香りがマッチした逸品でございました。

さて帰りは乗ってきたキハ54 504に再び乗って、留萌へ向かいます。

留萌駅前の駐車場からクルマに乗り、途中美唄のしらかば茶屋で最後の1個のとりめしを買って、帰宅しました。

番外編
國稀酒造の中に貼ってあった駅名標のパロディ

…ええっと。
一部の人たちに対しては、宣戦布告にならないか？（笑