（前の記事より続いて）

於札内（おさつない）駅
国道275号線からけっこう離れたところにあります。
私のクルマはカーナビを付けていないのですが、スマホのグーグルマップをナビ代わりにして駅を探しました。
それでも多少迷ったりしながら、やっと駅の近くに来たようです。
走っていた舗装道路から未舗装一車線の道へ入るよう指示されました。
私は「ホントかい？グーグル先生。大丈夫なんだろうね？？」と思いつつ進みました。
だって、グーグル先生はたまに嘘を教えたり、車止めがある自転車専用道路を進ませようとしたりしますので。

しかし、目出度いことに無事駅が現れました。

駅舎というか、待合室入口の上に国鉄時代ものらしい錆びた駅名標があります。

時代を感じさせてくれます。
ところで、“おさつない”の「つ」はローマ字表記で「TSU」なのに、何故か“つるぬま”の「つ」は「TU」なんですね。
さらに“みなみしもとっぷ”は「MINAMISHIMOTOOPU」なんですね？
まあ、御愛嬌といったところでしょうか。

つまらない突っ込みを心の中で入れてから、国道に戻ろうとこの踏切を渡ることにしましたが、渡り板の幅がクルマの幅とほぼ同じです。
緊張しながら渡り切りそのまま進むと、案に相違して国道方向への道ではなく、民家の入口になっておりました。
泣く泣く転回して来た道を戻り、再度ギリギリの幅の渡り板の踏切を越えます。
自動車の運転技能が試される道です。

鶴沼（つるぬま）駅
国道275号線に沿って集落がありますが、集落のはずれにあります。
プレハブ造りの待合室ですね。

275号線は交通量の多い道路ですから、駅から約1キロ南側（当別側）の「道の駅 つるぬま」や鶴沼公園などの駐車場には、クルマがたくさん停まっていました。

浦臼（うらうす）駅
無人駅ではありますが駅舎は新しく、駅前にはバス停もあります。

駅に歯科診療室が併設されています。
こういうのは初めて見ました。

浦臼から先は1日1本しか列車がありません。

（次々回の記事へ続く）