2024 11,24 22:51 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2016 05,02 13:55 |
|
(前の記事より続いて)
私は初めて宗谷本線に乗車できる、それも旭川から稚内まで通して普通列車で移動できることに興奮したのか、夜はほぼ1時間おきに目を覚ましていました。 遠足前日の子どものようです。(苦笑 私は朝5時過ぎにホテルをチェックアウトし、旭川駅でこれを購入しました。 道北一日散歩きっぷです。 有効区間は天塩中川までですので、そこから先は乗り越して精算することになります。 早朝の旭川駅は、さすがに閑散としています。
ただ、0518には始発のスーパーカムイ2号が札幌に向けて出発して行きました。 この動物たちの中に、“モジャくん”がいないのが寂しい。 モジャくんには、この動物たちの真ん中にいて欲しかった。 まあ、今ではモジャくんを見かけることも、すっかり少なくなったな…。 旭川運転所からの2両編成のキハ54が入線してきました。 これの先頭車(稚内寄り)に乗ります。 0602出発で、いよいよ6時間弱の鈍行列車の旅が始まります。 2両編成の列車には、数十人の人が乗り込みました。 早朝の旭川の街 途中駅でも降りる人乗る人が結構いて、車内はなかなか混雑しています。 北旭川駅構内 日本最北の鉄道貨物駅です。 名寄にも貨物駅がありますが、これはORS(オフレールステーション)ですので、鉄道輸送は旭川貨物ターミナルまでとなります。 市街地を過ぎると農村風景になります。 車内は外の景色とは裏腹に、結構な盛況ぶりです。 塩狩峠に差し掛かると、勾配がきついため列車はエンジン音が大きくなり速度もガクッと落ちます。 峠を登り切ると塩狩(しおかり)駅です。 塩狩駅近くには、身を挺して暴走する客車を停めて殉職した長野政雄の顕彰碑と、これを題材に小説を書いた三浦綾子の住居を復元した塩狩峠記念館があります。 塩狩峠を下ると和寒(わっさむ)駅です。 全く私的なことですが、和寒には今も変わらず御交誼頂いている私の知人の実家があります。 30年近く前になりますが、私はそこに遊びに行って泊めてもらいました。 自然豊かな農村です。 剣淵(けんぶち)駅・士別(しべつ)駅 このあたりでは大きな駅で、人の乗り降りもかなりありました。 沿線には一部の駅を除いては小さな無人駅が続きます。 これは瑞穂(みずほ)駅です。 旭川出発後1時間40分ほどで、名寄に着きました。 名寄では2両編成が切り離され、先頭車のみが稚内に向かいます。 車両にもトイレはあるんですが、私は列車切り離しの間に駅のトイレを借り、列車に戻りました。 ところで、運転系統が名寄で分かれている関係で、今乗ってきた旭川名寄の区間を宗谷南線、これから乗る名寄稚内の区間を宗谷北線とも呼称しています。 (次の記事へ続く) PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |