（前の記事より続いて）


では、根室本線の終着駅、根室駅から見ていきましょう。

駅舎や待合室は大きく、また駅員配置駅でもあります。

向こうの方にコンテナが積んであるのが見えます。
でも、花咲線は貨物扱いがなかったはずなので、トラックで運ばれてきたものでしょう。
貨物の鉄道輸送は、新富士駅と同じ場所にある釧路貨物駅までです。

個人的なことですが、この2月に根室に来たのは実に約30年ぶりのことでした。
しかし、前回の訪問から、今回はわずか4か月で根室を再訪するとは思っていませんでした
30年ほど前の訪問時には根室駅前の通りに面した食堂で、カニめしを食べた記憶があります。
そのカニめし、バターライスの上にカニの剥き身を散らして乗せたものでした。
これはこれで美味しかったように覚えています。
ただ、当然店の名前など憶えているわけもなく、それがどの店だったのか、無くなった店であればどこにあったのか、またそもそも本当に根室駅前だったのかさえ、記憶が曖昧になっています。
どなたかご存知の方がいらっしゃれば、教えてください。

東根室駅

住宅地のはずれの斜面を下ったところに駅があります。
日本最東端の駅として有名です。
1面1線で、待合室などもありません。


花咲駅（廃止）
廃駅になってはいますが、車掌車流用の待合室もホームも残っていました。
待合室の入口には鍵が掛けられていて、中に入ることはできなくなってはいます。

この線路には毎日列車が往復しますが、もうここに停車することはありません。
小型重機が脇に置いてありましたので、いずれ駅舎やホームは取り壊されるのでしょうか。

西和田駅
ここも車掌車流用駅舎（待合室）の駅です。

写真には少ししか写っていませんが、駅の横には大きな倉庫が建っています。
会社の作業場なのかもしれません。
釧路発根室行のキハ54が入ってきました。


（次の記事へ続く）