8月5日（日曜日）は、護衛艦「せとぎり」が苫小牧港（西港）に入港し、
一般公開と体験航海が行なわれました。
また、同日千歳で航空祭がありました。
航空祭については、また改めて記事を書こうと思います。

体験航海には事前の申し込みが必要ですが、M.M.D.のお仲間 fuji様と
私は急遽苫小牧に行くことになったので、当然申し込みはしていません
でした。
しかし、一般公開には申し込みは必要ないので、南埠頭に接岸している
護衛艦「せとぎり」に乗艦し、艦内を見学させて頂きました。

配布された資料や手持ちの資料、またWebなどでも調べてみましたが、
「せとぎり」は「あさぎり」型護衛艦の6番艦で、基準排水量3,550トン
速力30ノット、主兵装は62口径3インチ単装速射砲1門、ハープーン対艦
ミサイル4連装2基、シースパロー対空ミサイル8連装1基、アスロック
対潜ミサイル8連装1基、対潜短魚雷3連装2基、CIWS2基などとなって
おります。
ヘリコプターは定数は1ですが、格納庫内に2機収容できます。

無駄に長い前置きはこれくらいにして、さっそく見て参りましょう。

接岸している「せとぎり」

かなり大きい！

艦首方向より


艦前方

3インチ速射砲とアスロック

艦尾

シースパロー、その前方にはSH-60J

SH-60J

隊員さんに中を見せてもらい、詳しい説明もして頂きました。

ヘリコプター格納庫

中は広く天井も高く、テニスが出来そうなくらいです。

3インチ速射砲

元々が対空砲で、毎分80発も発射可能とのことです。

アスロック


対潜短魚雷


ハープーン

「いしかり」体験航海のときと同様、連装でした。

モデラー目線で、ちょっと。
アスロックの台座の部分です。

甲板（水平面）は濃いグレー、アスロック等突起物や垂直面は、やや薄い
グレーです。
春に「いしかり」に乗艦したときは、水平面・垂直面ともに同じ色調の
グレーに見えました。（私の目には）
しかし、「せとぎり」では、明らかに塗り分けられています。
水平面・垂直面の塗り分けって、面倒くさいんですよね。
…気付かなかったことにしよう。
で、鋭意取材中（笑）のfuji様。


格納庫内の塗り分けは、こうなっています。

床が濃いグレー、側壁は白ですが、側壁下部は青み掛かったグレーです。
このグレーの幅（高さ）は50cmくらいで、1/700にすると1mmありません。
塗り分けるったってねぇ…。
あ。そうか。
いつも通り格納庫のシャッターを下ろしてしまえば、無問題！（爆

その他、記事には出来ませんでしたが、色々見学でき教えて頂きました。
自衛隊札幌地本、海上自衛隊の皆様、また関係者の皆様に、この場で
厚く御礼申し上げます。

苫小牧港を離れた我々は、空模様を気にしながら、再び空自千歳基地に
向かいました。